慰謝料を請求するには

慰謝料の基礎知識

慰謝料を請求するには

慰謝料を請求する場合、相手から少しでも多く請求しようと、慰謝料を上乗せして請求したいと誰でも思うでしょうが、多くの場合、慰謝料を請求する権利を持っていない場合が多いです。本人にとっては、自分の受けた精神的苦痛を考慮すれば、100万でも500万円でも請求したい心情ではありますが、請求する根拠や請求権利がないにも関わらず、慰謝料を請求しようとしている場合があります。

慰謝料は、精神的苦痛を受けた事で、心に負った傷を金銭に換算して損害賠償を請求するものですが、慰謝料を請求するには、精神的苦痛を負っただけでなく、その行為が不法なものである必要があります。

不法行為が成立していない場合、自分では精神的苦痛を負って、非常に苦しい思いをしたと感じても、法的に慰謝料を請求する権利はなく、請求することが出来ません。慰謝料を請求しようと考えている場合、まずは精神的肉体的苦痛を受ける原因となった行為が、不法行為とし成立しているかどうかを判断する必要があります。ただし、不法行為でなくても、相手方が任意に慰謝料を支払うと言っている場合は、特に問題ありません。

但し、財産上の侵害による慰謝料は、基本的に認められません。例えば、大事にしていた車が傷を付けられて、精神的な苦痛を受けても慰謝料は請求できません。傷の修理や、弁償にかかる費用は認められます。このように、慰謝料が請求できるのは、客観的な精神的損害が認められる場合で、主観的な精神的損害は慰謝料は認められません。

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